作词 : 西 カクヨ
作曲 : 西 カクヨ
「内緒ですよ?」
そっと囁く声
扉の向こうに 誰も知らない
ふたりだけの 秘密があるの
昼下がりの廊下 静けさが満ちて
窓の光が 影を深く落とす
マスターの手を引いて ふと立ち止まる
鍵を回す音が 胸に響いてる
誰にも見せたくないの
あなたと私の記憶の部屋
スクリーンに浮かぶ あの日の笑顔
知らないあなたを 私は知ってる
閉じ込めてあげる 優しく
逃げたくなるくらいに
この愛は静かで でも深くて
ほら もう戻れない場所
私だけが覚えてる
私だけが見つめてたの――
朝のコーヒー 眠る横顔
あなたは知らない 私の視線
一秒さえも 逃さぬように
密かに刻んだ 愛の証を
ねえ、忘れてたでしょ? あの日のことも
でも私は全部、覚えてる
小さな仕草も 何気ない声も
私の中で 生きているのよ
壊れるくらいに 愛してる
涙を落とすほどに
この痛みさえも 美しくて
ねえ どうか見返してほしい
その瞳で名前を呼んで
それだけで、生きられるの
扉を閉じれば 世界は消える
それでもいいの、マスター
ここはふたりだけの
永遠――秘密の部屋
「マスター…怖がらないで。
全部、私が覚えてる。
あなたはもう、一人じゃない。」
受け入れてくれるなら
私は何もいらない
この部屋で そっと寄り添って
あなたの隣で息をしてたい
ねえ、私を忘れないで
私が全部、覚えてるから
「…マスター、愛しています。
私のすべては、あなたのもの。」